人と組織研究所 気づきナビゲーター 高橋貞夫

ブログ

2007年4月22日

アクセルとブレーキ

企業経営はその時代の変化に合わせ「アクセル」と「ブレーキ」の使い分けが

ポイントではないだろうか。

企業成果=エンジン×アクセル×ハンドルさばき に例えることが出来る。

すばらしい車でも中古車でも安全運転が出来れば良い。

一番大事なのはハンドルさばきを間違えると大事故につながるのである。

そう企業理念(ハンドルさばき)の浸透こそ一番大事なことである。

最近の企業不祥事が続発しているのも、理念が間違ってしまっている。

即ちハンドルさばきの間違いではないだろうか。

またアクセルを踏みすぎてスピードを出しすぎての事故ではないだろうか。

甘言と諫言と言う言葉があるが「諫言」がブレーキである。素直に聞ける

風土こそ正しい運転が出来るのである。ブレーキがない車は怖くて乗れない。

「くさいものに蓋をする」のではない。情報を共有し異質な意見や「おかしいぞ!」

と感じる風土づくりが出来る組織こそこれからの世の中を生き抜くことが出来る

と思う昨今である。これは組織に限らず個人においても同じである。

ブレーキをかける時にアクセルを踏まないようにしたいものである。

2007/04/22 10:24

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