最近「KY」と略された言葉が流行っている。
読者でお分かりになる方は相当敏感な方だろう。私も分からなかったがどうやら、
若者の間で「空気が読めない」事をさすらしい。
「空気を読む」なんて難しいフレーズが若者の間で言われることが不思議なのだが、
そんなことを言っているおじさんは「時代おくれ」なのだ。
コミュニケーションの大切さが叫ばれて久しい。しかしそんなに簡単なものではない。
ビジネス研修などでもコミュニケーションスキル研修が大流行だ。
コミュニケーションゲームなのでスキルが高まれば、世の中全員コミュニケーション
力が高まっているだろう。所詮ゲームなのである。
コミュニケーションとは「話す」「聴く」「読む」「書く」の4つの要素があると思う。
即ち面対して話す、聴く、「場の空気を読む」、必ず記録しておくことが大切なのだ。
メールは怖い、書いて伝えるだけで、相手の顔が見えないし、無機質な活字からは
思いや、温度は伝わらない。かく言う私がこのブログを書いているのだが(笑)。
私もメールで数々の失敗や誤解を受けた経験がある。
メールは5W2Hに留めておけば間違いない。詳しくは会って聴き、
話すべきものだ。「場の空気」などそう簡単に読めるものではない。
過去の失敗経験を活かしたり、相手を尊重する姿勢がなければ絶対に読めない。
これからのビジネスも「相手の思っていることを瞬時に読み取れる」事が
非常に大切になってきた。簡単に出来ることは「先ずは相手の言われることを
謙虚に聴く」事から始めよう。
2007/08/15 18:40