人と組織研究所 気づきナビゲーター 高橋貞夫

ブログ

2007年9月23日

ブレーキを踏んで欲しい(ビジネスサプリメント276号)

ある企業のコンサルでまだ比較的若いAさんと言う幹部の方と個別ヒアリング

を2回した。1回目は「ズバズバ」と言いたいことを言われる。

すごく正論なのだが、自分の世界での話しになり、全体像を見ておられない

ように感じた。

即ち「木を見て森を見ず」なのだ。またその言葉一つ一つが相手にどのように

受け止められるかの感受性にやや欠けておられる。

情と理のバランスが極めて悪い状況であった。その時私はあえて何も言わずに、

あまり反応もしなかった。

2回目のお話の機会があったので、どのようになられたのか楽しみで臨んだ。

そうすると「この頃これで良いのか迷っている、誰も私にブレーキをかけてくれない」

とお話になるではないか。周りの人達は「どうせ彼に言っても!」とか

「彼はバリバリやっているから!」とかの思いがあると感じた。

何かあることで上手くいかず悩まれたのであろう。

まだ他責にする部分は残るが、良くご自分で気づかれたと感心した。

そして次のようにコメントした。

「Aさん、良くご自分で感じられたね!部分だけを見ず全体を見ながら、

自分自身がブレーキかなと思った時には、思い切りブレーキを踏んで

もう一度考えよう、周りの方々にも自ら聴いてみよう、あなたが一人だけ

浮いていると言うことはないか?」とアドバイスした。

そう!自分自身の「気づき」から次のステップが生まれるのである。

2007/09/23 15:50

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