人と組織研究所 気づきナビゲーター 高橋貞夫

ブログ

2008年3月 8日

ポジティブに考えよう(ビジネスサプリメント302号)

ダイエットを心がけている人が甘いものを食べるとますます太るのが

常識である。しかし太らないと思い込んで食べるとかなり影響が

少ないと聞いたことがあった。

「プラシーボ効果」と言う言葉があるが、薬理効果のない単なる無毒の

粉末でも「これで眠くなる」と思えば効果が出ることが多いそうだ。

有名な上杉鷹山公の言葉に「成せばなる 成さねばならぬ 何事も 

成らぬは 人の 成さぬなりけり」と言うものがある。

ことほど左様に良い意味での思いは自分の行動に大いに影響するものだ。

調子の出ない時や、悪いことばかりが続く時はネガティブに考えてしまい、

ますます負のスパイラルになってしまう。私も何回も経験済みである。

「そうか!このことは将来、きっと役に立つ」と思い込んだら回復も早いし、

結果大きな糧になることが多い。

但馬の元教師でおられた東井義雄さんが「夜が明けるから陽が昇るのではない、

陽が昇るから夜が明けるのだ」と言う言葉を残された。

私はこの言葉に随分と勇気づけられた。

そう、自らが動かないと何も進展しないし解決されない。

全て他責ではなく「自責」なのだ。

迷ったらともかく具体的に動こう!そうすると「具体的な結果」が出てくるし、

また考えて取り組めば良いのだから。

2008/03/08 07:34

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