最近の世界的金融危機や暗いニュースばかりの世の中で、アメリカの
オバマ次期大統領の「言葉の力」にはいささか驚いた。「Yes We Can!」
には迫力があり人を引き付ける力を感じる。
歴代のアメリカ大統領リンカーンの「人民の人民による人民のための政治」
やケネディの「国が何をしてくれるかではなく、自分が国に何が出来るかを問え!」
にも凄い言葉の力があった。
日本では米澤藩を建て直した上杉鷹山の「成せばなる、成さねばならぬ何事も、
ならぬは人の成さぬなりけり」も素晴らしい言葉だ。
そう!リーダーの言葉は計り知れない力を全員に与えるものだ。
言葉というものは「内に秘めたマインドから生まれる」のである。
「7つの習慣」という本にも述べられていたが、
下記の印象的なポイントは参考になる。
①どうしようもない→代替案を考えてみよう
②そんなことが認められる訳がない→効果的なプレゼンテーションをしよう
③しなくてはならない→そうすることに決めた
④○○が出来ないとだめだ→○○の方が良いと思う
⑤○○でさえあったら→私が○○をする
ネガティブに考えては前に進まない、ポジティブに考えることが大切なのである。
「ねばならない」からはは成果は見えないし「しよう!」からは見える。
成果=能力×意欲×考え方と言われる。自分の能力に磨きをかけて、
モチベーションを高め、考え方をしっかりと持つことがこの混迷の時代に最も
求められるのではないだろうか?
主語は「他」ではない「自分」なのだ。他責の文化は非常に楽であるが、
この考え方からは何も生まれない。
2008/11/26 08:00