人と組織研究所 気づきナビゲーター 高橋貞夫

ブログ

2008年12月26日

来年こそ“気づき”の年に(ビジネスサプリメント346号)

今年も残りあとわずかになった。本年の漢字は「変」と決まったが、

こんなに激変の年も珍しいのではないか。

現在の世界的な金融危機を誰が予測されただろうか。

オバマ氏の「CHANGE」が期待されている。そう「変わらねばならない」のである。

昨年末ドコモの広告に「気づき」と言う言葉が大きく掲載されていた。

「気づき」がなければ、新しいアイデアは生まれない
「気づき」がなければ、何が問題かもわからない
「気づき」がなければ、「カイゼン」することもできない
「気づき」がなければ、失敗は失敗のままでしかない
「気づき」がなければ、チャンスも活かせない
「気づき」がなければ、昨日と今日は変わらない
「気づき」が、仕事を変えていく

とあった。気づきナビゲーターの私としてはまさに言いたいことを集約されて

いると感心したものだ。講演や企業のご支援でもさかんに「気づき」の大切さ

を訴えている。「気づき」の主語は「自分」なのである。

世の中「変」に代表されるように「変革」の時代であるが、「気づかなければ、

変革は出来ない!」。

拙著「気づける人はよみガエル」でも述べたが「気づくことが出来れば、

<迷路を真上から見る>ことが出来る、気づかない人はいつまでも<茹でガエル>

であり<蘇るーよみガエル>ことは出来ない」のである。

人間は「気づけば必ず変わろうとする、変わらなければ気づいていないのだ」。

来年こそ気づき、実践の年にしたいものだ。

みなさまどうか良いお年をお迎え下さい。

2008/12/26 08:17

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