先日の「気づき」セミナーで最後にある女性経営者から次のようなご質問があった。
「女性社員なのだが、挨拶ができない、何時も厳しく言っているが直らない、
どのようにしたら良いか?」と言うことだった。
先ず私は「何時もあなたが注意されているのか?同じような言い方の繰り返し
なのか?」と申し上げた。
どうもそうらしい!「そうであれば、また言っている、うるさいな!」と思わないか
とも申し上げた。また例えば他のメンバーが「気づかせるように」言うとか、
外部の方からの示唆をしてもらうとか方法はないのか?
あるいはその方が「挨拶をせざるをえない場作り」をして、その後「褒めてあげる」
ような場面を作ってあげるようなことは出来ないか?とも。
そうするとご質問者は「ダメなのです!性格なのでしょう」と言われるではないか。
そうかもしれないが決め付けることは怖いと思うと申し上げた。
一度ゆっくりとお話しを聞いてあげる時間を作ることも大切である。
要は「自分が変わることで周りが変わることを実感させることが大切なのである」。
すなわち「気づかせる」ことが大事なのだ。最終は一度その方と会わせていただか
ないと分からないと申し上げた。
人間は感受性が豊かな方ほど相手の気持ちを読みとるものだ。
相手が「自分のことを決め付けている」と感じれば、必ず大きな壁を作る。
最終どうしても性格的なものであれば、対人的な仕事からはずすことも視野に
入れなければならない。
「人を変わらせる」のに正解はないが、もっとその方を客観的に洞察すれば
いろいろな方法があると思う。
2009/03/22 19:18