人と組織研究所 気づきナビゲーター 高橋貞夫

ブログ

2011年1月 1日

初心忘るべからず(ビジネスサプリメント446号)


        あけましておめでとうございます


年頭にあたり「初心忘るべからず」を考えてみた。能役者である室町時代の

世阿弥の言葉であり、広辞苑には「常に志した時の意気込みと謙虚さをもって

事に当らねばならない」とある。一般的には困った時、意欲が湧かない時、

行きづまった時、どのようにしたらよいのかわからなくなった時などに、

初心を思い出すこと、初めて事に当たった新鮮な気持ちを忘れないこと、

と言う意味で使われる。非常に大切な言葉であるし、年頭に心したい言葉

でもある。

またある説では「物事が上手くなり始めたころが一番怖く、周りから褒められ

慢心になってしまうことは怖い」と言う意味もあるらしい、すなわち謙虚さを

忘れないことともとれる。

新年を迎えこの言葉の意味をかみしめてみたい。

本年も良い年でありますように!

2011/01/01 00:08

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