先日「人生100年時代の備え」と題して、日経新聞に秋元康さんへのインタビュー記事が掲載されていた。あのAKB48や乃木坂46をプロデュースした方である。記事の中でも印象に残った言葉は「根拠のない自信を持つ」「自分の定年は好奇心がなくなったときだと思います。映画でもドラマでも、企画を考える時にワクワクしますが、あるとき、その好奇心がなくなってしまう気がします。その時こそ、自分が仕事を辞める時だと思います」だった。
私ごときが偉そうに言えないが、今の私の心境と全く同じではないかと感じた。
仕事をしていても「ワクワク感」が失せれば、凄く疲れが残る時がある、
しかし1日何人もの人たちの話を聴いても全く疲れない時もある。最近ビジネス書を読むのが辛い時が多いので、斜め読みすることがあるが、気になる言葉はノートに書きだしている。何故なら新聞や本を読むのは、好奇心があるから読むのだ。読めと言われた本は読まないことが多い。
ふとサムエル・ウルマンの青春の詩を思い出した。「青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を言う。薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな肢体ではなく、たくましい意志、ゆたかな想像力、もえる情熱をさす。青春とは人生の深い泉の清新さをいう。青春とは怯懦<きょうだ>を退ける勇気、安易を振り捨てる冒険心を意味する。ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる=<青春という名の詩>より」
このブログも12年間も続けてきた、書かねばならないのなら止めるべきだが、まだ書きたいから書いている。「転職で天職」なんて言葉があるがそう簡単なことではない。これからも私は好奇心を持って「世の中で必要」とされる間は仕事も続けていきたいと思っている、それが「天職」ではないだろ
2019/01/15 08:43